どうして病児保育が必要と思ったのかその経緯

あまりにプライベートなことなので、ここには書かなかったのだけど、やはり、どうして必要なのかをここに記します。
私の母は、アルツハイマーで一人で大津から木之本に来ることが出来ません。ですが、ミルクやオムツ換えなどは昔とった杵柄で父よりかいくぶんこなせます。父は、脊椎が弱ってきていて、下半身がいつもしびれている状態です。ですが、母よりかは頭がしっかりしています。マイ息子が産まれる直前に義両親と仲違いをしてしまいました。そんな経緯があって私が頼れるのはしばらくは自分の両親だけでした。6ヶ月で職場復帰をし、熱を出したら自分の両親に電車で二時間かけて来てもらっていました。母の痴ほうもまだ軽度なのですが、何度もご飯をやっていたり、何度も外に出たりということもよくありました。それに、二人にとっては木之本に来るだけで精一杯で、家に着くと二人ともがうとうとと居眠りし始めることもしばしばでした。自分の両親とはいえ、安心して預けられる状態ではなかったので、私は子供が熱を出したら仕事を休むようになってしまいました。それが春休みごろに指摘されて。当然です。それと同時に父が体のだるさを訴えるようになり、冬場ということもあって両親がくる時はタクシーで片道2万払ってまでして来てくれるようになりました。もう両親だけに頼るのは限界になってきていました。それから、近所の人にお願いしてみたり、ファミリーサポートにお願いしてみたり、職場のパートさんにお願いもしてみたりしました。どこもかしこも、看護の素人の方は、知り合って一年も経たない人の子供を、それも病気の時に面倒を見ることは責任が持てないから見れないと断られました。唯一、いいよと言ってくれたダンナの会社の同僚の奥さんも二人目が欲しいところらしく、いつ妊娠しはるかわからないので風邪をうつさないようにするために慎重に考えないといけない状態です。
よくよく考えたら、30代の私でもマイ息子から風邪をうつされて大変なのに、他人さんでそれも高齢の方に預けるのは、どうぞ風邪を引いてでも子供を面倒見てくださいというのは図々しいすぎる話だなということに気がついてきました。それで、仲違いしていた義両親に今までの経緯を話してそして謝って、なんとか病気の時に来てもられるようにお願いしました。それで、今はマイ息子が連日保育園を休むことがあっても義母さんと私の両親とで交互に来てもらえています。
でも、もし義両親と仲直りできなかったら、というか、両方ともの両親が関西でなく遠いところに住んでいたら、一緒に暮らしていても寝たきりだとかだったら、いろんな事情で頼る人がいなかったら、、、、私は仕事をやめなければならない。一ヶ月に一日二日のことだけども私は仕事をやめた方がいいと思うだろう。子供も保育園をやめさせて、3歳ぐらいになったらまた保育園に預けたらあまり熱を出さないだろうから、、、とも思ったのですが、おそらく保育園に行かなくなったら熱を出さないし、また行くようになったら熱をしばらくは出すようです。3歳児で保育園に預けても同じことが起こるわけです。小さいうちに母親が働くとかならず子供の熱出しがつきもののようです。
そんなことをぐるぐる考えているうちに、病児保育があったらなぁと思ってきたわけです。